「タキシードボディ」を求めて
「タキシードボディのすごいやつ」
この愛称を鉄道好きで知らない方はいないと思う。それはかつてスーパーひたちとして走った651系のことである。色々語りたいことも山々あるが、熱い思いを胸にしまい、本題に入る。
今年の8月に651系が来仙した。その内容については以下の記事に記載している通りである。
この8月の撮影で満足したと思ったのだが、なにか物足りないという未練が残った。未練を断ち切るには、やはり撮るしかない。
ということで茨城に向かい、前日泊して撮ることにした。
撮影地に着いた当時、南東方向にある太陽は雲が覆ってた。ここで晴れてくれないとさらに未練が生まれるのではないかと脳裏をよぎった。すると通過直前に雲の隙間から太陽が差し込んできた。
2018/10/20
9426M 快速 ぶらり川越号 川越行
651系0番台7車(K103編成)
太陽は「タキシードボディのすごいやつ」を照らしていた。そして車体に色褪せない輝きを放っていた。
蛇足ではあるが、E653系U108編成が国鉄特急色になって勝田に戻ってくると発表された。現在波動用で運用されている651系K103編成の去就が気になる。